2012/01/05甘い毒から手を放せ!
例えるば死ぬほど喉が渇いているのに、目の前に積まれたケーキを全種類一口ずつ頬張っているような、そんな変な頑張り方をしている友人がいるのである。友人は、
「時間がないの」「お金がないの」
と云いながら、バクバクバクバク次から次へとケーキを口に含んで、喉が渇いていることをすっかり忘れてしまっているのだ。
よっぽど自分のことが嫌いで己を顧みないのか、超ナルシストでケーキを食べてる自分に酔っているのか、若しくはその両方か。
とにかく完璧主義な友人は一口も取りこぼさないように必死で、傍から見てると「おまえアホやろw」を通り越してだんだん心配になってきた次第である。
現実的な視野を備えた別の友人は「どれか一個やめて一つに絞ればいいのに」ってこぼしていたけれど、それは多分性格上無理である。私も似たような欲張りさんなので、自分の器を見誤ってあれもこれもと注文してしまうタイプだが、完璧主義ではないのでどれもこれも飽きたらポイだし、適当に流し続けて30年だから、これといった打開策も浮かばない。
さてはてどうしたもんじゃろ。話し合いだと絶対に論破されるので、文章にしてみた。次に会ったら「おまえが食ってんのは“甘い毒”だぞ」とガツンと云ってやる!(云えたらいいんだけど)
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